日本ポーテージ協会川崎麻生支部

私たち日本ポーテージ協会は認定NPO法人です。
発達が気がかりな子どもに0歳から家庭でできる発達相談です。障害の有無や種別は問わず、0歳から就学前までのお子さまと親(保護者)を対象としています。




川崎麻生支部は、主に子育てサークルスイミー/俊元会様、川崎小杉宮前支部は、主にBlendees様 manakai様、 東京都渋谷支部はしぶやのいっぽ様より発達相談に関して推薦・依頼を受け活動をしています。
川崎麻生支部(2017年)、川崎小杉宮前支部(2019年)、東京都渋谷支部(2020年)は日本ポーテージ協会からそれぞれ支部新設承認を頂き、現在は神奈川県川崎市麻生区、中原区、宮前区、東京都渋谷区で支部相談・家庭訪問、オンライン相談を行っています。また、ご希望により保育園訪問なども行っております。


ポーテージとは?

ポーテージ相談とは、日本ポーテージ協会が「ポーテージ早期教育プログラム」を用いて行う発達相談事業です。
日本ポーテージ協会には全国に49か所支部があります。支部での相談のほか、家庭訪問や通信(ZOOMやSkype、ラインビデオ通話)でも相談ができます。
1972年アメリカ合衆国ウイスコンシン州ポーテージ市で開発されて以来、世界約35の国で翻訳・翻案されています。日本では1980年から3年間、厚生省(現厚労省)の研究助成を得て「発達支援遅滞乳幼児の療育目標と効果に関する効果と研究」(分担研究者・山口薫)の中でこのプログラムの日本での適用の研究が進められ1983年に日本版「ポーテージ乳幼児教育プログラム」として出版、さらに日本での実践を踏まえ2005年には「新版ポーテージ早期教育プログラム」として改訂されました。子どもの発達を捉え、親に寄り添うシンプルで役立つプログラムと今でも高い評価を受けています。 
「ポーテージプログラムとは?~0歳から家庭でできる発達支援~」
認定NPO法人日本ポーテージ協会発行より抜粋

3つの特徴 -Portage three features-

 
POINT
01
◆家庭中心プログラム◆
ポーテージプログラムを実施するのはご家庭です。我が子のために自分の手で何かしたいという親(保護者)の子育てを応援します。
POINT
02
◆発達に応じた個別プログラム◆
ポーテージ早期教育プログラムチェックリストを使用し、0歳から6歳までの発達の系列に配列された561項目の行動目標からその子にふさわしい課題を選び、個別プログラムを作成します。
POINT
03
◆ほめて育てる◆
指導には応用行動分析(ABA)の原理を使用します。これは一言でいえば「上手なほめ方」。適切な行動を褒められることで子どもはやらされるのではなく、自分から学習していきます。
POINT
03
ご家庭の生活状況に合わせ、延長保育として、英会話・スポーツクラブなど放課後の特別教室も充実しております。お子様の興味のある様々な分野のプログラムがございますので、お気軽にお問い合わせください。

ポーテージ発達相談の流れ

Step
1
アセスメントを行います
原則、月に1.2回、約一時間の親子面談を行います。 現在の子どもの発達の度合いを正しく知るために、日本ポーテージ協会の定めた研修を終了し、審査委員会によって認定された相談員が親(保護者)の話、お子さまの様子、「ポーテージ早期教育プログラムチェックリスト」を用いて、お子さまの発達を総合的にアセスメントします。
Step
2
チェックリストから目標を設定→具体的な指導計画の立案
親(保護者)と一緒にお子さまに合った目標を「ポーテージ早期教育プログラムチェックリスト」から選び、個別の支援計画を立てます。いつ、どこで、なにをするのか。またどのように援助をするのかを具体的に保護者にお伝えします。



【ポーテージ早期教育プログラムチェックリストとは?】
チェックリストは、「乳児期の発達」「社会性」「言語」「身辺自立」「認知」「運動」の6つの発達領域に分かれており、各領域ごとに達成されることが望ましい行動目標が、平均的な子どもの発達の順序性・系列性に従って発達年齢0歳から6歳まで561項目に配列されています。
Step
3
ご家庭で次の相談日までに取り組みます
親(保護者)が日常生活の中で取り組んでいきます。指導方法には応用行動分析(ABA)の原理を使用します。親(保護者)は、相談員がお渡しする家庭記録表に記録をします。



Q  なぜ親(保護者)が家庭で取り組むのでしょうか?
A 家族など日常生活を中心とする早期からの対応は、次のような利点があります。
⓵家庭は子どもにとってもっとも自然な環境であり、親(保護者)や家族による家庭での指導は、子どもに学習の成果があらわれやすい。 
⓶個別化した指導が行いやすく、子どもが自発した行動にいつも同じように対応ができる。
⓷子どもにとって親(保護者)や家族あるいはよく接する人たちにほめられることは最大の強化で習得された行動は維持、般化がしやすい。
⓸子どもにとって、すぐに使える実用的で機能的な行動が指導できる。

「発達が気になる子どものためのポーテージプログラム入門 0歳から家庭でできる発達支援」合同出版社発行 認定NPO法人日本ポーテージ協会監修 清水直治・吉川真知子編著より抜粋
Step
4
フィードバック 
次回面談日にご家庭での取り組みを聞き取ります。
また、家庭記録表に記載されたこと以外にも、親(保護者)が撮影された動画(スマートフォン)の記録を見せていただくこともあります。取り組めなかった課題やうまくいかなかった課題については援助の方法を変更・修正します。



「ポーテージプログラムでは、アセスメントに基づきチェックリストの行動目標を目指すだけでなく、般化・維持活動、親(保護者)・家族活動なども重視します。家族が協力し合い、親(保護者)が中心となって子育てが円滑に進められるように、ポーテージ相談員は総合的な観点から発達相談と家族支援を行います。」      

「発達が気になる子どものためのポーテージプログラム入門 0歳から家庭でできる発達支援」合同出版社発行 認定NPO法人日本ポーテージ協会監修 清水直治・吉川真知子編著より抜粋
Step
1
見出し
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家庭での取り組みの様子

たとえば、保育園からの帰り道に
「この場所だったら出来そう!」「この時間だったら大丈夫かも!」
相談員はご家族とたくさん話し合って、無理なく取り組める場所や時間、良い行動を獲得するための工夫の仕方などを一緒に探していきます。
ご夫婦ともフルタイムでお仕事をされているご家庭の場合、課題を取り組む場所や時間を、保育園からの帰り道に設定することもあります。


たとえば、ご自宅のリビングで
「ご飯を食べるときに使うものはどれかな?」 ママの優しい声が聞こえてきます。
一日5分間、課題に取り組むと一週間では5分×7日=35分、一カ月では35分×4回=140分、一年間では140分×12回=1680分。日常生活の中で無理なく課題に取り組む時間や回数を積み重ねていくことができます。
もちろん、体調不良やお仕事、ご兄弟の学校行事など忙しい時は、無理をせず課題への取り組みはお休みをしたり、回数を減らすことなどもお伝えしています。

保護者様が作成してくださったポーテージ相談の「リアルな感想」を公開!

「うちの子、こんなこともできるんだ!」ポーテージ相談で子どもの新たな可能性を発見しました!
ダウン症女児のHMちゃんです。ポーテージ相談をお勧めする理由をお母様自ら動画で作成・編集をしてくださいました。こちらのご家族はご両親とも教育関係者ですので学習の習慣化やポイントをしっかりとつかんでお子様に接してくださっています。

ポーテージ相談の「おすすめポイント」をお聞きしました! 

この子に今、どんなサポートが必要なのかを分かりやすく教えてもらえます!
障害の診断名はありませんが、発達がゆっくりであることを医師から告げられ、お友達の紹介でポーテージ相談を開始されました。ポーテージ相談のおすすめポイントなどを分かりやすくお話ししてくださいました。

INTERVIEW

保護者様へのインタビュー
保護者様からの声とポーテージ相談を推薦してくださっている子育てサークルの皆様からのインタビューを公開しております。ポーテージプログラムを開始されてからの日常生活に起きた変化など様々な角度からお話をお伺いいたしました。

ポーテージ相談をお勧めします!

子育てサークル  スイミー/俊元会 会長
和洋女子大学教授 国際学部英語コミュニケーション学科長
拝田 清様

娘は生後8カ月からポーテージ相談でお世話になっておりますが,療育の開始は早ければ早いほどいいと実感しています。
娘がダウン症とともに生まれてきた当初は,どう育てるべきか不安がありました。夫婦で相談しながら,いろいろな療育方法も試しましたが,ご指導の背景にある理論が非常にしっかりとしているポーテージが,娘だけでなく,夫婦にとっても支えとなってきました。
そして何よりも,相談員の先生のお人柄に救われ,助けられております。不安や悩みを抱えていらっしゃる多くの皆様にポーテージをお勧めいたします。

Blendees代表 
深澤典子様

息子が赤ちゃんの頃からお世話になっているポーテージです。ポーテージの素晴らしいところは、細かく指標となる発達の段階が分かれていること、第三者の目で現在の段階・目標が明確になること、その目標を達成するために家庭で無理なく取り組めるように課題を作ってくれることです。
先生は、毎回子どもと親に寄り添って、優しく、時に厳しく、そして的確に課題を見つけてくれ、目標に達するまで子どもたちの成長を見守ってくれます。今後も子どもが就学するまでと言わず、大人になるまで一緒に成長を喜んでいただけたらと思っています。
ポーテージ、皆さんにお勧めしたいです!!

ご家族の声

2歳1カ月からポーテージ相談を開始しました

ママ友に紹介されたことがきっかけでポーテージ相談を始めて3年くらいになります。はじめて授かった子の育児だったので、すべてが初めてで手探りな時に「療育」にも向き合わなければならないというプレッシャーもあり当時はとても不安だったのですが、ポーテージ相談は、我が家の心強い味方となってくれました。普段の生活の中にたくさん「療育」が転がっていることに気づかせて頂き、無理せず、我が子のペースで一緒に成長していく大切さを教えて下さいました。子どもとの普段の何気ない遊びやコミュニケーションを通じた療育方法を教えて頂けるので、楽しみながら長く続けることができると思います。日常の子育ての悩みも聞いてもらいながら、毎月1回のペースで先生と直接会ってお話をする時間は本当に貴重だと感じています。

ポーテージ相談の感想(生後8カ月から相談を開始)

フルタイムで働きながら、幼児二人を育てています。ポーテージの課題は日常生活の中でちょっと意識すればできるもの(靴を脱ぐとき一旦玄関に座るとか)、遊びとして取り入れられるもの(2片パズルをしましょうとか)が多く、あまりハードルは高くないと感じます。また家族や保育園の先生にも協力してもらうと自分の負担も軽くなりますし、練習機会が多くなって子供自身のためになります。それでもできなかった課題は正直に「できませんでした」と言うと、先生がもっと取り組みやすい課題を考えてくださいます(いつもありがとうございます)。保育園に協力してもらうといっても、実際に話してみると「他の子にも良さそうですね」とか「園にもそういうおもちゃがあるので出すようにしますね」という反応が多く、特別な対応という感じではなくやってくださっています。むしろ「この子にどんな関わりをすればよいのか」と悩んでいた若い先生が少しホッとしているような気配すら感じます。記録表は会社の昼休みに書いていますが、ふと気づいたこと(こんなことがあった!)を時々メモしておくと、すぐ書けます。また、書くことで子どもの成長を実感できます。私にとっては育児記録のようで宝物です。

ポーテージをはじめて10ヶ月です

我が子は軽度の自閉症です。働きながらでも、毎日の生活の中で何かできればと思い、いろいろと調べているなかでポーテージと出会いました。ポーテージは我が子の発達状況を可視化してくれ、それを確認しつつ、個々にあった無理のない療育計画を立ててくださいます。子どもにとっても負担のない課題であり、またワーママの私でも無理なくできる点がとても気に入ってます。ポーテージとも先生ともとてもよい出会いであったと感謝しています。

通信相談(Skypeやラインビデオ通信)を利用しているご家族の声

ZOOMを利用しています
 


通信相談を選んだ理由:自分の住んでいる地域に支部がなかったため通信相談を選択しました。きっかけは、藤田先生の相談を受けている知人からの紹介でした。
通信相談を受けた感想:先生に直接見ていただくことはできませんが、ラインで動画を送ったり、相談の際、カメラの角度を変えて子どもの体の動きを見ていただくことで充分な指導を受けられると思いました。テレビ電話を使うことで先生が目の前にいらっしゃるように感じています。
通信相談をお勧めされますか?:相談に通ったり、逆に家庭訪問に来ていただくために家を片付けたり(私だけかもしれませんが...(笑))という手間がないので時間の節約になると思います。今、ラインやスカイプなど無料で利用できるアイテムがあるので経済的な面でもお勧めです。

年長組になりお子様の変化は感じますか?

年長組

J.Aさま 30歳
年少、年中と比べて、年齢を重ねる以上の成長を感じます。マナーであったり人への心遣いなど日々の些細な事ですが、子供の成長を嬉しく思います。

ー相談を受けてくださっているお子様の紹介ー

サポート事例
《 E.Aちゃん /ダウン症 女児 》
 親の会からの紹介で1歳3ヶ月から相談を開始されました。初めてお会いしたときから相談員とも良く目が合う笑顔の素敵な方でご祖父母様を含めたご家族の関わり合いの良さがお子様から伝わってきました。お母様からお聞きしたところ、特に3歳のお兄ちゃまと良く遊んでいるそうです。
 まず最初にご家庭での課題として私から提案したことは「大好きなお兄ちゃまのまねをする」こと。たとえば、お兄ちゃまにはAちゃんの前で「バイバイ」と手を振ったり、「バンザイ」といって両手を上げたり、「拍手」することをお願いし、お母様がAちゃんの手をとって同じ行動をするように取り組んでいただくことで「模倣力」の向上を第一目標としました。
 現在、幼稚園の年少さんですがコツコツと積み上げてきた「模倣力」でママの家事のまねをして、洗濯物の片付けを手伝ったり、食事のときにお皿やスプーンなどを運んでくれたり、幼稚園で習った「キラキラ星」を歌いながら踊って披露してくれます。また一人で鼻をかめるようにもなりました。これは大好きなお兄ちゃまの模倣からだと考えられます。
 今後の目標として、「自分でやってみたい!」「ひとりでできた!」経験を増やすこと。そこで今家庭で取り組んでいただいている課題の一つは、「はさみを使ってひとりで紙を切る」。ご自宅でお兄ちゃまが取り組んでいるのを見て「やりたいけど・・・」というAちゃんの行動をお母様は見逃さず、相談時に教えてくださいました。左手で紙を持ち、右手ではさみを持ち切るという両手それぞれが違う動きをしなくてはならないはさみの使い方をくり返すことで、身辺自立を促す指先の動きや力加減を獲得します。また自分がやりたいと思った活動を行うと「集中する」という経験ももつこととなります。
 お母様には、Aちゃんが「自分でやってみたい!」「ひとりでできた!」につながる環境を整えるために Aちゃんの手の大きさに合ったサイズのはさみや切りやすい紙の用意、切った紙を受け止めるトレイを用意することで切った結果が目に見えて分るようにするなど、課題を達成しやすい援助の仕方をお伝えしました。
 このようにポーテージ相談の課題は、Aちゃんが興味を持っていたり、あと少しで一人でできそうなことをお母様とじっくりお話をしながら一緒に決めていきます。

SNSも更新しています

facebookで活動の様子を発信しています。
ぜひご覧ください。

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こちらから!

ポーテージ相談を担当する
認定相談員の紹介

ふじた まき
藤田 眞貴
ダウン症児の母親でもあり、医師から障害を告知された経験と子育て、そして子どもを天国に送った経験から障害を持つ子どもとご家族に寄り添いたいとこの活動を行っています。

現在はポーテージ相談のほか、インターナショナルプリスクールで3-6歳の子どもたちのモンテッソーリクラスエグゼクティブティーチャー、ダウン症児に向けたモンテッソーリ教室も行っています。

障害があるなしにかかわらずたくさんのお子様の健やかな成長を見守っていけたらと思っています。

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相談を希望される場合の
料金について

  • 料金については下記のとおりとなります。
    初回アセスメント料(初回のみ)/ 1500円  
    相談料 / 3000円(協会本部・家庭訪問・オンラインを使用した相談の場合、相談料が異なりますのでお問い合わせください)
    日本ポーテージ協会 年会費 4000円(入会金はかかりません)
    ※上記金額は、協会の規程により変更になる場合があります。
    〔日本ポーテージ協会会員特典〕
    1.認定NPO法人等寄付金特別控除について
    日本ポーテージ協会は認定NPO法人として東京都から認められています。これは、東京都から社会貢献活動を行う団体として認められているということです。年会費と共に寄付金(1口1000円以上)を納入してくださった場合、認定NPO法人等寄付金特別控除を受けることができます。
    2.協会から年2回の会報のお知らせやセミナー・書籍などの割引特典があります。

    詳細については日本ポーテージ協会へお問い合わせください。

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